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2023.04.15

G7札幌環境サミット② 環境広場ほっかいどう2023

G7環境サミットの開催に合わせて、北海道・札幌市では札幌ドームにて『環境広場ほっかいどう2023』を開催。私も登壇の機会をいただきました。

 

今回のサミット開催を機に、『脱炭素社会の未来を拓く北海道・札幌宣言』が採択されました。北海道は全国の都道府県で最も多い5つの脱炭素先行地域を有する「地域脱炭素のフロントランナー」であり、中でも札幌市は都市の脱炭素化の先進モデルとして「環境首都・札幌」と呼ばれています。また北海道は風力や太陽光など全国随一の再生可能エネルギーのポテンシャルを有する「脱炭素エネルギー基地」でもあり、将来的には本州の大消費地に向けて電力を送り出す海底直流送電インフラの整備を目標に掲げています。その他にも、室蘭市における水素のサプライチェーン構築に向けた実証事業、石狩市や美唄市におけるデータセンターの脱炭素化、モンゴル・ウランバートル市との都市間連携など先進的な取組が進められています。

 

 

 

その後、鈴木直道北海道知事らと共に高校生・大学生など若い世代の方々と環境問題について意見交換。『若者サステナブル共創プロジェクト』と称して、高校生・大学生から企業や自治体に向けた「10のアクション」を提案いただき、若い世代の問題意識の高さに驚きました。10のアクションの中で特に興味深かったのが、①出張サーキュラーラボ、②ショッピングをエシカルに、③若者と企業のサステナブル共創施設です。

 

 

私からは、「資源の有効活用」の例として、以前、『脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動』の発足式や新宿御苑での『GTFグリーンチャレンジデー』でも着用した、母のコートのアップサイクルを紹介しました。裁断した袖の部分から新たに誕生したポシェットとテディベアは、今回が初登場です。テディベアは環境省の職員の方が手づくりで制作してくださいました。

 

 

 

私から若い世代の方々へのメッセージとして、「①役所は補助金だけではない。施策や情報をフル活用してほしい。②グリーンとデジタルは若い世代ほど有利であり若者の意見が政策として実現する可能性が非常に高い分野。斬新なアイディアを積極的に出してほしい。」とお伝えしました。

 

 

 

会場内のブースでは、実に様々な環境への取組が紹介されていました。下記の写真はごく一部です。

 

↓ ブランデーの樽の廃材を使ったタンブラー。なんとも良い香りが。。

 

 

↓ 「白い恋人」で有名な石屋製菓で、使用済みのビニールエプロンを使って制作したオブジェ

 

 

↓ 日本の国立公園を紹介する環境省のブース。VRで大自然を体験できます!

 

 

↓ そして、子ども達にも大人気で行列になっていたのが「空飛ぶクルマ」でした。

 

 

 

<前編・後編はこちら>

 

↓ G7札幌環境サミット① 地元主催レセプション

https://miki-yamada.com/blog/11125.html

 

↓ G7札幌環境サミット③ 全体会合、米国環境保護庁副長官との会談

https://miki-yamada.com/blog/11151.html