Blog
2022.01.10
今日は成人の日。港区の『成人の日記念のつどい』に出席しました。
昨年はコロナ禍で多くの成人式が中止となりましたが、今年は関係者の方々のご尽力により、多くの自治体で密を避けながらの式典が行われました。港区でも地域毎に2回に分けて開催されました。
新成人代表の方のご挨拶を伺って感じたのは、SDGsを非常に強く意識しているということです。若い世代のこれからの取り組みとして、貧困の撲滅、雇用の創出、脱炭素を掲げていたのが印象に残りました。SDGsというとヨーロッパ的な思想というイメージがありましたが、新成人の方々は確実に自分の中で思考を深め昇華させているように感じました。
私自身の二十歳の頃をふりかえると、1994年当時は東西冷戦が終結し欧州連合(EU)が誕生したばかり。国際的には「これから時代が変わる」という高揚感があった一方で、国内ではバブル崩壊後すっかり経済が冷え込み、私たち団塊ジュニア世代は就職氷河期の真っ只中にありました。いま思い出しても明るい要因はありませんでした。
ポスト・コロナの時代はどうなっていくのか?新成人の方々は、不確かな未来に不安を感じるかもしれませんが、それは私が二十歳の時だってそうだったし、その上の世代の人もそうだったと思います。確かなのは、未来は私達の力で変えられるということ。二十歳の皆様の活気に、私も元気づけられました。