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高輪築堤現地視察、提言とりまとめ

2021.03.30

さる24日、高輪築堤の未来を考える議員懇話会のメンバーで、現地視察を行いました。JR高輪ゲートウェイ駅と国道15号線との間、再開発で工事中の広大な敷地の中に、築堤の姿がありました。

 

築堤はどのような経緯で地上から姿を消し、今また地上に姿を現したのか、ずっと疑問に思っていました。どうやら明治末期以降に経済発展に伴って用地が足りなくなり、沿岸地域の埋め立てや鉄道の拡張工事が進む中で、地中に埋めるに至ったようです。私の勝手な想像ですが、当時の関係者の方々は「いつかまた見つけてほしい」という願いがあったからこそ、壊すのではなく埋めたのではないか、とさえ感じられるほど、築堤の石垣は整然と残っています。

つい数年前まで、その上を山手線・京浜東北線の線路が走っていたことを知りました。京浜東北線の品川-田町間といえば、私のこれまでの人生のうち22年間、毎朝毎夕、通学・通勤で通った道です。私自身も毎日、築堤の上を通ってきたんだ、と思うと、感慨もひとしおです。

 

 

そして今日、3回目となる議員懇話会が開催されました。地元からは二島豊司港区議会議長と小柳津明副区長がご出席くださり、港区の動向についてお話しいただいた後、提言案について議論がなされました。歴史的価値の高い第7橋梁の現地保存、文化財調査や計画変更手続の迅速化、事業者や関係行政機関等の緊密な連携など、概ね議論がまとまりました。

明治日本の志が詰まった貴重な遺構。ただ残すだけでなく、いかに未来に向けて育てていくか、今後も引き続き検討を続けていきます。