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2020.02.10
税理士の先生方による山田美樹後援会の総会が開催されました。
2月は税理士の先生方にとって、3月15日(今年は翌16日)の確定申告期限を前に大忙しの時期ですが、年度末までに総会を開く必要があるため毎年この時期に開催いただいています。
例年は私から国政報告を申し上げるのですが、今回は趣向を変えて、①税制改正、②憲法改正、③新型ウイルス対応をはじめとする最近の政治課題、の3つのテーマに沿って、自由にご意見を言っていただく討論会となりました。
①税制改正については、複数税率導入によって納税者も税理士も負担が大幅に増えたこと、確定申告期限の延長の必要性、将来のインボイス制度導入の可否、など、実務の現場からの率直なご意見で、国会や党の議論ですぐに訴えるべき貴重な視点でした。
②憲法改正については、日本を取り巻く厳しい国際環境の認識が不十分である、人口減少時代を迎えて国も地方もスリム化すべき、憲法学者の議論に左右されすぎではないか、緊急事態対応を考えると復興特別所得税を拡充すべきではないか、など様々なご意見がありました。現状を変えるべき、という点では皆様のご意見は共通していたように思います。
そして、③最近の政治課題については、国会中継を見ていて情けない、という厳しいお言葉をはじめ、若者が自由に仕事を選択し安心して暮らしていくためにはどうすべきか、グローバル化が進み国籍が相対化する中で如何にして経済発展と国の守りを両立させるか、など将来への問題提起も聞かれました。
国が納税者から預かる大切な税収を、どのように日本の将来のために使っていくか。税という観点から憲法や政治のあり方について幅広く議論することができた実り多い機会となりました。