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2019.12.12
春は桜、夏は蛍で賑わうおとめ山公園のすぐ隣、新宿区立落合第四小学校の6年生の皆様が、国会議事堂参観にお越しくださいました。
今日は全国から大勢の国会見学の方々が訪れ、議事堂内は大混雑でした。入場前の待ち時間に、生徒さんからの質問にお答えしました。
生徒さん 「何年くらい国会議員をやっているのですか?」
山田より 「ちょうど7年です。」
生徒さん 「7年って長いね。」
山田より 「国会議員の中ではちっとも長くないよ。」
生徒さん 「どんな仕事が一番大変ですか?」
山田より 「国会は、東京のような都会の選出の議員よりも、地方の選出の議員の方が圧倒的に人数が多いんだよね。以前、東京都の税収を地方に大幅に移転する議論があった時、私は反対意見を言ったのだけど、地方選出の国会議員の方々から猛反発を受けたよ。でも、私は都心のみんなから国会に送り出してもらっているのだから、みんなのために堂々と都心の意見を言おうと思っているよ。」
生徒さん 「国会は退屈ですか?眠くなったりしますか?」
山田より 「うん。時々ね。国会が退屈になってしまうのには理由があって、国会の本会議や委員会は事前に発言者と質疑内容が決まっていて、当日その場で自由に挙手して意見を言う場面はあんまりないんだよね。でも、自分が質問する時には事前にすごく準備をしないといけないので勉強になるし、他の人の質疑を聴いている時も、良い質疑はとても参考になるよ。」
子ども達の眼に、政治はどのように映っているのでしょうか。実際に国会議事堂の中を見て、日頃テレビを通じて見る国会とは違った何かを感じ取っていただけたらと思います。