Blog
2019.11.27
今年で7回目となる『山田美樹を励ます会』、大勢の皆さまがご出席くださり大盛況に終えることができました。温かいご支援に心から御礼申し上げます。
今年は統一地方選と参院選が重なる慌しい年でしたが、同時に令和元年、喜ばしい年でもありました。即位礼正殿の儀で宮中にお伺いした時、お土産に頂いた冊子の中に、国土地理院発行の皇居周辺の地図がありました。広げてみて、私はうわぁ、と思いました。皇居の地図に載っていたのは、千代田区と港区と新宿区だったのです。8年前に初めて地元の区議会の先生に連れられて歩いた商店街、毎年夏は盆踊り、冬は餅つき大会をやっている公園、選挙のとき街頭演説を聞きに沢山の方々が集まってくださった交差点、などなど全てが、その地図の中にありました。東京の中心という、日本人にとって特別な場所で、こうして沢山の方々とのご縁をいただいていること、多くの方々のご指導のもとで働く場をいただいていることを、心から有難く感じました。
私は今年45歳になりますが、自分が社会人になった四半世紀前とは、世の中が全く変わってしまいました。当時は自由貿易と規制緩和の時代でした。自由な競争こそが国を豊かにする、民間でできることは民間で、というのが当たり前だと私達は思っていました。ところが今は全く逆です。政府が民間を強力にコントロールする国の方が、自由主義国家を凌駕してしまうのではないかという時代になりました。その一方で、かつては規制がなかったITの分野で急速に成長した民間企業が、国を凌ぐような力を持つようになりました。私達が信じてきた資本主義社会の当たり前が通用しなくなったのが今の時代です。これから先の日本はどうやって富を稼ぎ、社会保障財源を生み出すのか、子ども達に何を教えるべきなのか、私自身、まだ答えはありません。
東京の都心は、急速な勢いで変化しています。この国で最も早く未来がやってくるこの地域で、皆様と一緒に、地域の発展と国の発展に尽くしていきたいと思います。