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2019.11.14
東京税理士政治連盟主催の『税制改正フォーラム2019』に出席しました。衆議院からは越智隆雄議員、辻清人議員と私、そして参議院からは若松謙維議員がパネリストとして参加し、令和2年度税制改正に向けたトピックについて意見交換を行いました。
*デジタル課税の国際ルールはどのように決まっていくのか?
*4年後にインボイス制度が始まると、免税事業者は取引から排除されてしまうのではないか?
*中小企業の事業承継税制は今後どのように拡充されていくのか?経営者から法人への貸付金債権の評価を見直すべきではないか?
*所得税改革の今後の方向性は?法人成り企業に対する役員の給与所得控除を見直すべきか?シングルマザー税制の対象を拡大すべきではないか?
*令和3年度からマイナポータルを活用した確定申告が始まるのに合わせて、確定申告期限を3月15日以降に後ろ倒しできないか?
*個人事業主のプライバシーを守るために、個人のマイナンバーとは別に個人事業者番号を創設できないか?マイナンバーの災害時への活用は?
などなど、議論は多岐にわたり、あっという間の90分間でした。
税務のプロである税理士の先生方を前にお話をさせていただくのは大変な準備が必要でしたが、おかげさまで税制の主要トピックについて腰を据えて勉強する非常に良い機会となりました。