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2019.04.20
千代田区・港区・新宿区では、今週末21日(日)に区議会議員選挙の投票日を迎えます。
いま全国で統一地方選挙の後半戦が行われていますが、国会で地方の選出の国会議員の方々から、「都心の区議選って凄いよね。異様だね。」という声を伺います。掲示板に60枚近いポスターが貼られる状況は、地方では考えられないというのです。確かに、統一選前半の各地の県議会議員選挙では、実に4割近くの自治体で無投票であり、後半戦の町村長選挙も45%の自治体で告示と同時に当選が決まったというニュースがありました。
ところが都心部では事情は全く逆なのです。全国有数の豊かな自治体、国や東京都全体では財政的に不可能なことでも、都心の自治体ならばできる政策が数多くあります。可能性豊かな都心の区政の魅力に惹かれて、区外からも多くの方が手を挙げます。なんだかカッコ良さそう、或いは区政とは全く関係のない単一の争点に絞ったアピールなど、立候補する面々も様々です。
選挙のやり方も、昔とは大きく変わりました。奇抜なポスターも見かけます。最近はネット選挙は当たり前、広告代理店、さらには芸能プロダクションに頼る選挙もあると聞きますが、どうなのでしょうか。私達に必要なのは、地域の代表です。
今回、千代田区では17名、港区では14名、新宿区では12名の自民党公認候補が立候補しています。いずれも、一年中ほとんど休みなく一所懸命に足で回って地域の人々のために働いている方々です。区議選は国政選挙よりもはるかに重要です。急激に進む再開発、さらなる人口流入、増え続ける外国人…、都心の生活が驚くべき速さで変容するなかで、自民党は区政・都政・国政が一丸となって、地域の課題に取り組んでいきます。
東京の都心に住む私達にとって区議選は、地域を守るための戦いです。誰が本当に、私達の生活の場を守ってくれるのか?もし今回、誤った選択をしてしまったら、将来、都心の地方自治のあり方が根本的に崩れてしまいそうな気がするのです。残る一日、平成の次の時代を決定づけるこの選挙の大切さを、皆様にお訴えしていきたいと思っています。