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2012.02.23
気仙沼で遠洋マグロ漁業の仕事をされている方から、直接お話を伺う機会がありました。
被災された時の状況、メディアでは報道されない現地での様々な出来事、胸の詰まるようなお話でした。
震災を通じて、感じられたことが3つある、とおっしゃっていました。
一つは、エネルギーの大切さ。電気がどれほど有り難いか。
二つ目は、食の大切さ。服は1週間同じものを着ていた、家は雨風さえしのげればいい。でも食べ物がなければ生きていけない。
そして三つ目は、人の温かさ。実感のこもったお言葉でした。
昨年の9月に気仙沼に行った時、3月11日から半年間、時間が止まったままのような景色を目の当たりにしました。もうすぐ震災から1年、今は、時間の方が現実よりも先に行ってしまうような焦りを感じます。