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2018.08.06

清和政策研究会 研修会

自民党の清和政策研究会(細田派)の研修会が1泊2日で開かれました。①憲法改正・政治システム、②外交・安全保障、③財政・経済・エネルギー、④地方創生、⑤教育・文化・スポーツ、⑥医療・介護・働き方改革・少子化対策の6つのテーマに分かれてディスカッションを行い、政策提言をとりまとめました。今回の研修会での議論は、通常国会期間中に十数回にわたって開催してきた、「2つの国難 - 人口減少と北朝鮮問題」の集大成にあたります。私は①憲法改正・政治システムのチームで進行役を務めました。

憲法改正では、自民党の憲法改正推進本部でまとめた4項目を中心に今年中に与野党で案をまとめ、臨時国会あるいは通常国会の頭には必ず衆参両院で可決し、来年の国民投票を目指していくべきだという意見で一致しました。停滞している国会の憲法審査会を前に進めるために、我々が積極的に叩き台を出すべきではないか、憲法改正案原案の発議に先立って、まずは国会議員の有志で憲法改正の発議に賛成するとの署名を集めるのも一案である、との意見もありました。

もう一つの大きなテーマが国会改革です。日程闘争やスキャンダル追及はもううんざり、もっと本当に国民のためになる仕事がしたい、というのが私達の本音です。審議の効率化を進めていくためには、①総理・外相の拘束時間の削減、②日程の予見性の向上、③実質的な質疑の充実、④議員にとって官僚以外のシンクタンク機能の充実が必要です。他方、審議の効率性ばかりを追求すると与党ばかりに有利になりがちであり、会計検査院をはじめとする行政監視の強化や、政治倫理審査会の活用も検討の必要があります。野党の側からは、与党の法案事前審査の廃止や党議拘束の緩和、通年国会などの問題提起があろうかと思います。

夏の時期を終えると、秋には自民党総裁選に続いて臨時国会、年が明けると通常国会、春には統一地方選、夏には参議院選挙…と多くの政治日程が控えています。党内、そして与野党の論議の中で、今日の議論が活かされていくことを願っています。