社会保険労務士政治連盟の臨海統括支部（港区・品川区・大田区）との懇談会に、港区選出の黒崎祐一区議会議員と菅野弘一都議会議員とともに出席しました。

私からの国政報告では、今最も大きな課題となっている「働き方改革」について、必ずしも自民党の政策にとどまらず、私自身が３つの職場（公務員、外資系、国内流通業）を経た実体験から、問題提起をさせていただきました。女性が極端に少ない職場と非常に多い職場で感じた働きやすさの違い。残業時間に関わりなく成果で仕事を評価する仕組みは、じつは女性にとっては有利ではないのか。待機児童の解消だけで女性活躍が進むわけではなく、より根本的に日本特有の終身雇用を前提とした年功序列の人事・給与体系を変えていくべきではないか。などなど。

先進国に追いつけ追い越せ、食べるために働く時代から、男女ともに、ゆとりをもって生きがいのために働く時代へ。そして人口減少社会の中で国民一人ひとりの地道な積み重ねによる社会保険の仕組みがより一層重要になる中で、これからますます社会保険労務士の先生方にご活躍をいただき、ご指導をいただいていきたいと思います。