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2017.05.19
全国の自民党の青年部長、青年局長の合同研修会で、羽田空港整備場を訪問しました。飛行機の点検・整備を行う格納庫にご案内いただき、パイロットや航空整備士、客室乗務員のご経験者の方々から直接ご説明を伺える大変貴重な機会をいただきました。
写真右は客室乗務員の方々の制服で、見学者用に服の上から5秒で着られるようリメイクされたものです。
巨大な格納庫。柱が一本もなく、屋根の重みを壁で支える特殊な構造になっているそうです。
写真右は古くなった座席のリニューアル。ファーストクラスの座席だそうです。
写真左は分解されたエンジンで、1枚あたり約500万円のブレードが22枚はめ込まれています。航空機は技術開発が進み、最新型のボディはすべてプラスティック(炭素繊維)で軽量化が図られているそうです。
新卒の航空整備士の方が一人前になるまでには15年もの経験が必要だと伺いました。近年さまざまな分野で人手不足がいわれていますが、熟練の技術を若い世代に伝えていくのも大きな課題です。
羽田空港は現在、年間8,000万人を超える旅客が利用し、12億トンの貨物が輸送されています。東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて更なる利用増加が見込まれるなかで、安心・安全なフライト運航でも世界一を目指していただきたいと思います。