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2017.04.06
毎週木曜日の正午から開催される自民党細田派の議員総会で、司会を務めました。毎回、司会者は1分少々の短いスピーチをするのですが、今日は折しも午後1時から衆議院本会議で「テロ等準備罪」が審議入りするため、2001年9月11日にニューヨークでテロの惨事に直面した際の体験談をお話ししました。
当時私は学生で、事件現場とは歩いて数十分と離れていない場所に住んでいました。新学期が始まったばかりの火曜日、その日は2時間目からの授業でした。朝、歯を磨いていた時に実家の母から電話がありました。最初はただの事故だと思いました。
ビジネススクールの同級生の大半はウォール街の金融機関の出身で、世界貿易センタービルでは同級生の職場の仲間が大勢亡くなりました。そして、その後も何か月にもわたって、炭疽菌に怯えながら暮らしました。
あの時、自分自身も直面した恐怖と不安、そして多くの人々の怒りと悲しみは、15年経った今も鮮明に記憶に残っています。ふるさと東京をテロの脅威から守りたい、という強い決意を、今また新たにしています。