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2017.02.13
千葉の市原にある石油化学コンビナートに見学に行ってきました。
石油化学製品は実に多様で、私達の生活のありとあらゆる所に存在します。冬場の必需品であるマスクの不織布も、実はポリプロピレンという石油製品であることを知って驚きました。このおコメのようなつぶつぶが、シャンプーの容器や眼鏡のレンズ、スマホのカメラやプリンの蓋など様々なモノに変化するそうです。
最近では、敗血症の診断などの細菌検査システムなどヘルスケア関連や、IoT、農業、エネルギーなど多様な分野に化学素材が応用されているとのこと、中小企業の技術との出会いから思わぬ新製品が誕生することも多いと伺いました。
日本で初めて石油化学工場ができてからもうすぐ60年、そして市原の石油化学コンビナートも今年で50年目を迎えるそうです。半世紀にわたって私達の生活を支えてくれている工場は、今日も元気に稼働していました。