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2016.10.07
横浜市の磯子にある電源開発の磯子火力発電所を訪問しました。大都市部にある発電所として、日本で初めての公害防止協定を横浜市と結んだ磯子発電所は、発電所の外観も横浜市の景観に合わせて設計されており、運転中の排出量のデータは横浜市にオンラインで流しているそうです。
日本の石炭火力発電は、世界最高水準の発電効率と環境対応で、世界で最もクリーンな石炭火力として知られています。安倍政権のもとで日本の石炭火力技術の海外への輸出も進み、磯子発電所には海外からもミャンマーのテインセイン大統領やウクライナのポロシェンコ大統領など多くの要人が訪れています。
初代環境省事務次官をお務めになられた中川雅治参議院議員にご一緒させていただき、詳しい説明をお伺いすることができました。
2020年以降の地球温暖化対策「パリ協定」が11月初めに発効する見通しとなりました。世界レベルで温暖化対策のさらに詳しいルール作りが進むなかで、日本も後れをとることなく、高い環境技術を生かして国際交渉力を発揮する必要があります。