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2016.09.09

日本を明るくする会 秋田訪問

衆議院当選2回の有志の会「日本を明るくする会」(八木哲也会長)のメンバーで、秋田県のエネルギー関連施設などを訪問しました。

秋田は私にとってとても親しみ深い所です。以前、千代田区と秋田五城目町の小学生どうしの交流にお声掛け頂いたこともありましたし、神田駅西口商店街の七夕まつりでは湯沢市からやってきた妖艶な絵灯篭が見ることができます。秋田を訪問するのは中学校の修学旅行から始まって3回目になりますが、今回は秋田1区選出の冨樫博之衆議院議員がご案内くださいました。

台風が近づき大雨の中、まずは秋田国家石油備蓄基地へ。日本ではエネルギー安全保障のために国が直轄で石油備蓄を行い、民間石油会社にも備蓄が義務付けられています。秋田の備蓄基地には、直径97m、深さ50mの巨大な地中タンクを含め16基のタンクがあり、全国の石油消費の8日分相当が蓄えられています。

 

 

折しも今日、基地の火災や油流出を想定した防災訓練が行われたそうです。全長6kmにも及ぶ巨大なホースや米国製の泡放射砲などを間近で拝見しました。東北地方屈指の基地防災設備であり、東日本大震災の際には仙台まで出動したそうです。

 

 

その後、なまはげの伝承館へ。今でも毎年大晦日に約80の集落で、青年会の方々がなまはげに扮して各ご家庭を回るそうです。都心でも大祭の折には各町内会がたいへんなご尽力でお神輿や神酒所を出されますが、伝統を絶やしたくないという熱い気持ちは相通ずるものを感じました。

 

 

秋田市向浜の木質バイオマス発電所へ。秋田は杉で有名ですが、未利用材を活用して地元の林業を活性化しようという試みが「秋田産電力」の誕生につながったそうです。エネルギーの地産地消は地域の電力供給の観点から安心安全であることはもちろん、経済効果も期待されます。

 

 

秋田市の穂積志市長を訪問。行政サービス向上のための窓口ワンストップ化の取り組みなどについて、お話を伺いました。また秋田市はエネルギー行政にも積極的に取り組んでおり、一昨年、資源エネルギー庁の「次世代エネルギーパーク」に認定され、太陽光、風力、バイオマス、地熱など実に37ヶ所の施設が見学できるようになっているそうです。
締めくくりは秋田市役所前で街頭演説。自民党の若手が力を合わせて、日本を明るくすることを誓いました。