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2016.03.24

オマーン経済フォーラム

私が初めて「オマーン国」を知ったのは高校生の時です。アラビア半島の右端にありますが、ホルムズ海峡の南側に飛地の領土を持っていることを、地理の授業で習いました。1970年頃まで鎖国をしていたそうです。

 

 

そのオマーンで経済フォーラムが開催されました。もともと湾岸諸国を中心とするこの会議が、今回特別にオマーン経済のパートナーとして招待したのが、イランと中国と日本でした。40年近く前から大臣を務めるベテランのイラン通産大臣、中国語で声高らかに海のシルクロードを謳う中国商務部の副大臣に続いて、日本の基調講演を行う、というのが、今回の私の出張のミッションでした。

 

私はアラビア語は分かりませんが、カタカナで覚えた「アッサラーム・アライクム」と冒頭に申し上げると、ターバンをした参加者の方々が、一斉にこちらを向いてくれるのが分かりました。後は英語で、東日本大震災で8億円もの義援金をいただいたこと、エネルギーや環境等で日本企業がオマーン国内で活躍していること、特にオマーンの人口の半分の水需要は日本企業による淡水化事業が担っていること、日本の農産品輸出の基金が設立されること、そして、“Made in Japan” の質の高さ、「安物買いの銭失いという言葉があります。日本の高品質の製品やインフラは、必ず価格以上の価値を提供します」と訴えて、約15分のスピーチを終えました。

 

夜10時には帰国の飛行機に乗らなければならない短い時間のなか、オマーンの外相をはじめ関係閣僚と次々に会談しました。複雑な中東情勢のなかでオマーンは全方位外交を行い、イラン、イエメン、シリアの問題でも仲介役を務めています。海洋国家として長い歴史を持つしたたかさを感じました。また、今回の経済フォーラムを主催したスナイディ商工大臣との会談では、オマーンの経済成長ビジョンと各分野の具体的なプロジェクトのお話がありました。日・オマーン双方がWin-Winとなり高い収益性が見込める、という提案には迫力と説得力があり、一国の商工業を預かる人間は自信に溢れた最強の営業マンでなければならないと実感しました。