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2015.11.15
パリ市内で痛ましいテロ事件が起こりました。私は14年前に私自身ニューヨークで遭遇した9.11テロを思い出しました。何の罪もない人々がとつぜん命を奪われたことへの怒り、この先何が起こるのだろうかという恐怖と不安、パリの人達がいま抱えているお気持ちを、私は自分のことのように感じます。犠牲者とご家族の方々に心から哀悼の意を表し、負傷者の方々に心からお見舞いを申し上げるとともに、卑劣なテロには絶対に屈しない、という思いを強くしています。
折しも今日は横須賀市において、かつてフランスの技術者の協力を得て、近代日本で初めての製鉄所・造船所が造られて150周年となる記念式典、『ヴェルニー・小栗祭式典』が開かれました。フランスの企業で働いていた私にとってもフランスは特別な存在であり、今日改めて日本とフランスの強く深いつながりを感じました。一日も早く、パリに再び平和が戻ることを祈っています。