Blog
2014.06.01
毎年この時期には、自民党の青年部・青年局が全国一斉の街頭行動を行います。私も今日、新宿駅西口での街頭演説に参加しました。テーマは北朝鮮の拉致問題についてです。
先日の日朝協議で北朝鮮が拉致被害者の方々の再調査を約束し、被害者の方々を取り戻すための取り組みが、少し前進しました。
拉致被害者の一人、横田めぐみさんは、私が通った東京の大井町にある小野学園幼稚園の、ちょうど10歳先輩です。近年はクリスマスシーズンになると、幼稚園の外壁に美しいイルミネーションが飾られます。母校がこんなにきれいになったことを、めぐみさんにお伝えしたいなぁ、日本ならば携帯で写メールを送れるけれど、めぐみさんは携帯電話を持っていないだろうなぁ・・・などと考えながら、私と全く同じ子供時代を過ごした私の先輩が日本に帰ってくる日を待ち望んでいます。
今から12年前、北朝鮮が一度目の調査を発表した時、内閣官房の職員だった私は、安倍晋三官房副長官が横田めぐみさんのご両親と面会されている部屋の前で、不審な人が近づかないように見張り番をしていました。 北朝鮮は、めぐみさんは病院の裏山で自殺して亡くなった、と発表しました。 ニュースを聞いた私は、痛ましくて、横田さんのご両親のお顔を見ることができませんでした。
ところが、部屋から出てきた横田さんのお母様は、意外にもいつも通りだったのです。
「ほらほらお父さん、こっちよこっち、行きますよ。」 めぐみさんは死んでなんかいない。必ず生きている。お母様の信念は、私たち日本人の確信でもあります。
めぐみさんをはじめ拉致被害者の方々、そして行方不明の方々全員を、一日も早く日本に取り戻すために、全力を挙げて取り組んでいる自民党・安倍政権を引き続きご支援くださるよう、お集まりの方々にお願い申し上げて、演説を終えました。