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2014.02.19
6年後の東京オリンピック・パラリンピックを契機に、海外から日本への観光客、ビジネスマン、留学生などの人の流れ(インバウンド)を増やそう、という動きがあります。自民党のシンクタンクである総合政策研究所でインバウンドについて勉強会を開くことになり、事務局長を務めさせていただくことになりました。第1回の今日は、日本の現状と政府の取り組みについて、観光庁からご報告をいただきました。
私が子供の頃、資源のない日本は、良いモノを作って海外に売る、輸出立国だと教わりました。海外で日本の自動車や家電製品が壊されている映像を見て、いつか海外に行って日本は正しいと伝えたい、と思いました。今、ソチオリンピックで日本人選手が活躍していますが、これまで外国に勉強や研究、ビジネスに行った数多くの日本人の方々も、オリンピック選手と同じように、日の丸を背負って頑張ってくださったのだと思います。時代が移り変わって今の日本は、海外からいかに人を集めるか、かつてとは180度逆の課題に向き合っています。
昨年、日本を訪れる外国人旅行者の数は、史上初めて1,000万人を突破しました。他方、日本の観光業の収入のうち、外国人旅行客によるものは5%に過ぎません。どうやって日本の魅力を高め海外の人を惹きつけるか、というテーマに、これから約半年、集中的に取り組みます。