駐日メキシコ大使館で開催された、在京女性大使との懇談会に出席しました。

メルバ・プリーア駐日メキシコ大使は、これまでも女性のエンパワーメントに非常に力を入れてきた方で、プリーア大使のお声掛けで定期的に女性駐日大使の会合が開催されているそうです。

今回のゲストである茂木敏充自民党幹事長から、日本の政治分野における女性進出の状況、自民党における取組についてお話がありました。

自民党では昨年、国政における女性議員の比率を今後10年で3割に引き上げる目標を掲げ、女性の新人候補への支援策をスタートしました。女性国会議員比率が世界で148位と異常に低い我が国で、10年後に3割では遅すぎる感もあります（ちなみに3割に引き上げても世界では70位です）。

興味深かったのは、出席した女性駐日大使の殆どが、政治分野において女性登用のクォータ制を導入すべきだと唱えていたことです。日本国内の議論では、これには男女を問わず賛否両論あるところです。私は個人的には「女性ならば優遇される」という状況は如何なものかと思いますが、いずれにせよ現状を打開するには女性は男性以上に実力をつける必要があると自戒しています。