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2022.08.26

自民党法務部会長を退任

このたび環境副大臣への着任に伴って自民党法務部会長の職を離れることになり、本日開催された法務部会でご挨拶をさせていただきました。部会の運営をご指導、ご協力いただいた先輩や同僚の議員の方々、難しい法律の議論も分かりやすく丁寧にご説明くださった法務省の職員の皆様に、心から感謝を申し上げます。

 

昨年の衆院選後の11月から約10ヵ月はあっという間で、私自身でも、まだやり終えていないと感じていることが2つあります。

 

ひとつは出入国管理のあり方と外国人労働者の問題です。衆議院の法務委員会では、このたび法務大臣にご就任された葉梨康弘与党筆頭理事から大変多くを学ばせていただきました。入管法の改正や特性技能・技能実習制度の今後のあり方など、まさにこれからが正念場だと思いますが、しっかりと筋の通った議論を進めていただければと思います。

 

もうひとつは家族法制、離婚後の親権のあり方について。さる6月に、熊田裕通部会長代理を座長としたPTで提言をまとめていただき、当時の古川禎久法務大臣に申入れさせていただいたところです。
私自身は先入観なく白地から議論をさせていただいて、いま確信を持つに至っているのは、家族の姿は人それぞれであり、個別具体的な事例を議論するのではなく、原理原則をしっかり捉えるべきだということです。まずは日本が国際社会から長らく批判を浴びてきた日本独特の制度を改めること、そして、法律は人を幸せにするためのものであり、法律が子どもから親を奪うことがあってはならない、ということです。このように考えれば、この問題は決してイデオロギー対立でも何でもなく、おのずと結論は見えてくるように思います。

 

今後、副大臣を務める間は、党ではなく政府側の立場となりますが、引き続き可能な限り法務部会に出席して、議論に参加したいと思っています。