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2022.06.14
長引くコロナ禍で、飲食業界と共に大きな経済的打撃を受けたのがファッション・アパレル業界です。特に感染拡大が始まったばかりの2020年前半には店舗の休業が続き、春夏物の商品は店頭で売る機会もないまま殆どが在庫になってしまったという苦しい経験がありました。また、リモートワークの推進などで人々の仕事着のスタンダードが変化し、今までのようにスーツが売れなくなっているとも言われています。
ファッション・アパレル業界の再活性化をどのように図っていくか、私自身もこれまで多くの関係者の方々と意見交換を重ねてきましたが、単純に製造・流通・販売のバリューチェーンの改革が必要だというだけでなく、「モノ消費からコト消費へ」と言われるように、ビジネスモデルそのものが変わりつつあります。
衣服や日用品などのライフスタイルに関連する産業の新しいビジネスモデルを模索し、支援のあり方などを議論すべく、ファッション・アパレル産業と深く関わりのある有志の若手国会議員が集まって、『ライフスタイルビジネス勉強会』を立ち上げることになりました。初会合となる今日は、株式会社アダストリアの木村治社長にお話を伺いました。参院選後に本格的に議論を始めます。