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2022.05.31
米国マンスフィールド財団と国際協力基金による日米の政策研究専門家の交流プログラム『日米次世代パブリック・インテレクチュアル・ネットワーク・プログラム』の昼食懇談会に出席しました。冒頭に、小野寺五典元防衛大臣から日本の防衛の抱える課題についてスピーチを頂いた後、ご来訪の日米専門家の方々からの質問にお答えしました。
参加者は、大学教授やシンクタンク研究員、ジャーナリストや米海軍出身者など、法律、政治、国際関係、人類学、デジタル分野など幅広い分野の専門家が集まっていました。日本側のアドバイザーの中には大学の同級生だった東京大学の五百旗頭薫教授もいらっしゃり、卒業以来の再会でした。
質問の内容は多岐にわたり、福田達夫議員からは国家と社会のあり方について、辻清人議員からは人権外交について、松川るい議員からは東アジアの動向について、塩崎彰久議員と神田潤一議員からはNFTや仮想通貨について、それぞれ知見を述べられました。私からは、自民党の法務部会長の立場から日本の難民政策と外国人労働者問題の現状と課題について説明し、また日本の防衛予算と財政運営の課題についてお話ししました。短時間で密度の濃い対話をすることができ、たいへん貴重な機会となりました。