私が座長を務める自民党のサステナブルファッションPT（プロジェクトチーム）で提言を取りまとめ、環境・温暖化対策調査会の提言とともに、岸田総理と山口環境大臣に申入れを行いました。

かつては「大量生産・大量廃棄」と言われたアパレル業界ですが、既に海外ではファッション分野の環境負荷の低減に向けた動きが加速しており、日本の繊維産業も、こうした世界的潮流への対応について真剣な対応が迫られる時期が来ています。

まずは、企業や消費者を含め国民全体の意識を高めるために、『サステナブルファッション推進法』の新たな整備も含めて検討を進めていきます。
具体的には、①サプライチェーン全体での収益向上とDX推進、②衣服の環境配慮設計とリサイクルの仕組みづくり、③CO2排出量の可視化とサステナブル製品のラベリングの検討、④インフルエンサーやファッションメディアと連携した情報発信、等々。

サステナブルファッションの実現に向けた取組はこれからがスタートです。プロジェクトチームを通じていただいた関係者の方々とのご縁をもとに、参加の輪を広げていきたいと思っています。