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2013.06.11
外国大学の日本校として有名な、テンプル大学の二ール・セオボルド総長、ブルース・ストロナク日本校学長との懇談に出席しました。
港区の南麻布にあるテンプル大学日本校は、アメリカの総合大学の日本分校ですが、港区との提携事業の協定に基づき、区内の小中学校の子ども達に異文化体験を提供したり、教員研修や社会人教育などの地域活動も行っています。日本の大学のような学校教育法上の学校法人とは異なり、税制上の優遇措置を受けられない等の問題についてお話をお伺いしました。
日本からアメリカへの留学生は、2000年以降、6割近く減少したそうです。他方、韓国や中東諸国は、外国大学を誘致するために、補助金や税制優遇措置、海外からの設備投資保護などを積極的に行っています。日本の教育のグローバル化のためには、日本から海外へチャレンジしていくだけでなく、海外から日本へ質の高い教育を呼び込むことも非常に重要です。