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2016.09.05

「日本一の長寿県」 長野県にて

夏の終わりには、毎年、自民党の各派閥で研修会が開かれます。私が所属する清和政策研究会(細田派)でも一泊二日で研修会が開かれました。

1日目の講義では、あの箱根駅伝で一躍有名になられたカリスマ監督、青山学院大学陸上競技部の原晋監督から、『東京オリンピックに向けたマラソン強化改革』と題してご講演がありました。予選会にも通らなかったチームを10年がかりで最強チームに育て上げたノウハウの中には、原監督ご自身の挫折経験があったそうです。「人生に無駄な経験はない」という言葉は含蓄深いものがありました。

また、日本にとってスポーツの産業化は大きな課題といわれていますが、過去20年でアメリカではスポーツの市場規模が3倍に増えたのに対して日本では3割減り、アメリカの15分の1にまで差が開いてしまったという衝撃の事実を知りました。4年後のオリンピック・パラリンピックの大会そのものを無事に成功させることはもちろんですが、スポーツを通じた経済の活性化に向けた改革の提言をいただきました。
写真左は講義、写真右は懇親会にて。

 

 

研修2日目は、長野県内のスポーツや地方創生にまつわる場所を回りました。

軽井沢アイスパークでは、カーリングを初体験!しました。小学生だった頃、高輪にあったアイススケート場に毎週日曜日に通っていましたが、近年は東京近郊のスケート場はすっかり減ってしまいました。このアイスパークでは一年を通じて手ぶらでカーリングが楽しめるそうです。恵まれたスポーツ環境は、長野県の健康長寿の一因とも言われています。

 

 

 

その後、信州せいしゅん村へ。農家での生活を体験する農家ステイが人気を集め、アジアを含め海外からも訪問客が増えているそうです。大学で人工知能を専攻する若手の方々と連携して、ビッグデータを駆使して顧客満足度分析と国内外へのマーケティングをしている、というのも驚きでした。いただいたお昼ごはんは、まさに手づくりのおふくろの味。東京では味わえない豊かさを感じました。