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2025.07.17
参院選 武見敬三候補とともに、千代田区内を回りました。
私が武見先生に初めてご指導を頂いたのは20年前、内閣官房に務めていた時でした。武見といえば社会保障、と思う人は多いかもしれませんが、意外にも、その時のテーマは通商問題でした。
自民党のFTA特命委員会。当時すでに、このままでは日本の介護人材が足りなくなることが問題になっていて、アジア諸国と自由貿易協定を結んで、アジアの介護士さん達に日本に来て働いてもらう、そのためには日本語を習得できる環境を整えないといけない、でも日本人の雇用を守らないといけないし、無制限に外国人の流入を増やしてはいけない。今思えば、時代を先取りした議論をしていました。
いま現実に、介護の現場で、アジアの介護士さん達が活躍しています。彼らがいなくなったら、介護の現場はもう回らない、切実な声を聞きます。あれから20年。武見先生が言っていた通りの未来がやってきました。
今回の参議院選挙の争点の1つは社会保障。この分野で武見敬三候補は、間違いなく日本の第一人者です。
超高齢化で、これからますます社会保障費は厳しくなっていきます。若い世代が「子育ての負担や社会保険料の負担を減らしてほしい」と願う一方で、ご高齢の方々は「この歳まで頑張ってきて、なぜ高齢者の負担を増やすのか」と思われることでしょう。
また、健康・医療には様々な業界の方々が関わっていますが、国が決める公定価格が低すぎる、そもそも保険の対象に入れない、など皆それぞれが大変な思いをしています。
世代間で、業界間で、限られた社会保障予算を奪い合うのではなく、どうすれば、限られた国の予算を一番有効に使うことができるのか?複雑な社会保障システムの全体像を理解していなければ、この議論はできません。
そして何よりも、財務省の厳しいシーリングと戦うためには、SNSやデモで叫んでも何の意味もない、実際に財務省と交渉しなければ物事は動かない。百戦錬磨の武見敬三が、どうしても必要です。
6年前も、12年前も、私は「武見敬三こそが本物の政治家」と訴えてきました。今回も、自信と責任を持って、武見敬三候補をお願いいたします。