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2025.07.14

参院選 鈴木大地候補 個人演説会

参院選、東京選挙区の鈴木大地候補の個人演説会を、市ヶ谷で開催しました。私も冒頭に応援演説をさせていただき、鈴木大地候補の必勝を期して、覚悟のコスプレ(?)で臨みました。

 

鈴木大地選手がソウルオリンピックで金メダルを取った時、私は中学生でした。学校のプールでバサロの真似したら、鼻に水が入って大変でした。しばらくして、ルールが変更されてバサロキックが制限されたことを知りました。当時は、ジャパンバッシングの時代でもありました。デトロイトの労働者が日本車に灯油を撒いて火を点けたり、ホワイトハウスの前でアメリカの国会議員が日本製のラジカセをハンマーで叩いたり。そんな時代だったから、バサロを制限すると聞いて、ものすごく悔しかったのを覚えています。

 

『日本が勝つと国際ルールが変わる』と言われます。長野オリンピックで、日の丸飛行隊が金メダルを取ると、ルールが変わりました。F1でホンダが勝ち続けると、ホンダが得意なターボエンジンが禁止になりました。

通商問題も同じです。メイド・イン・ジャパンが世界で売れ始めた頃、アメリカとヨーロッパがWTOルールを変更して、原産国を決める基準を、「最終加工地」ではなく「素材の原産地」に変更した結果、日本製品は大打撃を受けました。80年代に日本の半導体が急成長したら、アメリカの圧力で日米半導体協定が締結され、アメリカ製の半導体の輸入を義務付けられました。その結果、日本の半導体産業は大きく衰退してしまいました。

 

トランプ関税などという話は、べつに今始まったことではないのです。大切なのは、いま日本の政治家に求められているのは、得意分野は何でもいい、グローバルな場所で勝負をした経験があるかどうか、ということです。鈴木大地さんは、世界と渡り合える、数少ない貴重な日本人です。新しいアプローチで、日本の局面打開を図ってくれる人だと思っています。

 

今回は、自民党にとって非常に厳しい逆風の選挙です。野党に政権を任せられない、やっぱり自民党しかない、と仰る方はいらっしゃいますが、私自身も12年間の仕事を通じて、自民党のダメなところを感じてきました。

 

ひとつは、都市部よりも地方を優先するところ。予算配分や税制において、たとえ私たち都市部に住む人を犠牲にしてでも、地方の利益を優先するところです。地方選出の議員の数の方が、圧倒的に多いからです。

 

もうひとつ。自民党は、地域との信頼関係や歴史的なつながりが政治活動の出発点として重視される傾向にあり、個人の資質や新たな視点が十分に活かされない場面もあります。

 

自民党は、そこを軌道修正していかない限り、時代の変化にも、グローバル化にも対応できない。特に都市部の若い世代は、今のままでは、自民党に対して、政治に対して、しらけてしまいます。

 

鈴木大地候補は、ごまかしのきかない競技の世界で、体ひとつで、まぎれもなく自分の実力で、世界と戦ってきた。鈴木大地候補に、自民党を変える力になってほしい。鈴木大地候補と共に、新しい時代の自民党を作っていきたい。その思いを、皆様と共有したいのです。

 

17日の選挙戦も、今日も含めてあと6日、残り20メートル。「鈴木大地追ってきた、鈴木大地追ってきた」最後まで追い上げて勝ち切りましょう。