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2023.11.15
麹町納税貯蓄組合連合会が主催するシンポジウム『納税で持続可能な日本に~コロナ後の納税を考えよう~』にパネリストとして出席しました。
この会は、麹町納税貯蓄組合連合会の浅見哲会長にお声掛けいただき、私にとっては5回目の参加となります。過去には、かつて自民党税制調査会の重鎮でいらっしゃった故・津島雄二先生も議論にご参加くださったこともあり、筋書のないディスカッションが非常に楽しみでもあります。パネリストの方々も、早稲田大学の伏見俊行先生、SDGs市民社会ネットワークの星野智子理事と顔馴染みであり、今年はさらに元麹町税務署署長の道免良春先生も加わりました。
コロナ禍を経て、私達の納税への意識は変化したかどうか?
日本での税金の滞納率は1%と聞くが、日本人の納税意識に世界との差はあるのか?
今般、政府が発表した「所得税の定額減税」には世論調査では反対の声が大きいが、減税への反発はどこからくるのか?
ネット社会によってビジネスや行政が変化していく中で、政治も変わるのか?直接民主制はあり得るのか?その時、議員の意識はどう変わるのか?
様々なテーマを議論していくうちに、あっという間に1時間半の時間が過ぎました。
これから税制改正の季節。つい、来年度の問題に焦点を絞りがちですが、より長期的な視野で税を考えることも重要です。永田町での議論にはない視座をいただいた、貴重なひとときでした。