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2022.10.14
ジョージアのレジャバ駐日大使が環境副大臣室にご来訪くださいました。ジョージアはかつてグルジアと呼ばれた黒海沿岸の国で、北側にロシア、南側にトルコ、アルメニア、アゼルバイジャンと隣接し、地政学的な要衝に位置しています。2015年にご来訪されたグルジアのヒダシェリ国防大臣と会談しましたが、同国にとって安全保障がどれほど重要か、お話を伺いました。
レジャバ駐日大使は2019年に日本に赴任されましたが、それ以前に20年もの日本在住経験があり、非常に日本語が堪能で、レジャバ大使のツイッターは13万人超のフォロワーを有し大人気です。つい数ヶ月前にも平将明議員と柴山昌彦議員とともに意見交換をさせていただいたところです。
今回のレジャバ大使の環境省ご来訪は、先月、日本とジョージアの間に二酸化炭素排出削減のための二国間クレジット制度(JCM)の構築に関する協力覚書の署名が行われたことによるものです。水資源の豊かなジョージアでは約8割が再生エネルギーであり、ビジネス拡大の可能性に高い関心を寄せる日本企業も多く、来月にはビジネスフォーラムが開催されるとのこと。来年1月にはジョージアの行政関係者に来日いただき、廃棄物管理に関する研修も予定されています。
レジャバ大使からは、日ジョージア外交樹立30周年記念の食器をいただき、環境省からは葛飾北斎の赤富士の風呂敷と、ジョージアからの要人(大使のお嬢ちゃま)へのお菓子、ブルボンルマンドをお渡ししました。
両国の協力関係のさらなる発展が、地球規模の課題解決につながることを願っています。