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2012.03.27
この春、就職される大卒生や、これから就職活動をされる大学生の方々と一緒に、就職とキャリアについて考えました。
若い世代が仕事に就くことが、本当に難しい時代。
私自身の経験が、少しでもお役に立てば…、と思い、自分のこれまでの経歴を振り返って、お話をしました。
大学卒業後、最初の就職は通産省でした。『女子学生はほとんど門前払い』、と先輩から聞いていたなかで、可能性はゼロではないと信じて努力した学生時代。
社会人になって、休日や昼休みに、少しずつ英語を勉強し始めたこと。アメリカのビジネススクールに留学して、日本の英語教育と、現実の英語に、大きな隔たりがあることを痛感したこと。
公務員から民間企業に転じて、官と民では働き方が大きく違うことに衝撃を受けたこと。日本の組織と外資系の違い、 等々
…本当は、他にも、総理官邸で働いた時のことや、国策としてファッション・ビジネスを進めるフランスの企業で働いた時のことなど、色々とお話を準備していたのですが、そこまで到達しないうちに、1時間半があっという間にすぎてしまいました。
若い世代が、『頑張れば、必ず何かいいことがある』、と思えるような国にすることが、政治の役割だと思っています。4月に新生活を始める方々が健康で活躍されること、そして、就活されている方々が満足いく一歩を踏み出されることを、心からお祈りしています。
新宿区の角筈区民センターにて。
企画してくださった大学生の方々に大感謝です。