活動ブログ

日英 経済パートナーシップ交渉

2020.08.11

世界中がコロナで甚大な被害を受けているなか、国際情勢は少しずつ動き始めています。今日は自民党本部でTPP等経済協定対策本部が開催され、先週、英国との経済パートナーシップ交渉を終えたばかりの茂木外務大臣から交渉状況の報告を受けました。

英国のEU離脱の移行期間は今年末まで。英国が日・EUの経済協定から外れた後も、これまでと同様の(又はそれ以上の)関係を続けていけるよう、日・英の交渉を今年末までにまとめる必要があります。先週行われた日英の外務大臣同士の交渉では、大半の分野で実質的に合意し、特に投資・サービス、電子商取引、競争政策の分野では、デジタル経済下でのアルゴリズム開示要求禁止や消費者保護など、日EU協定を超える高いレベルを目指して協議が進んでいるとのことです。

コロナの影響を受けて米中デカップリングが進み、貿易と安全保障を結びつける動きがますます活発化しています。英国政府は先月、中国・ファーウェイの第5世代移動通信システム(5G)製品の購入禁止を発表しており、香港に対する中国政府の動きに対しても重大な懸念を表明しています。英国が経済協定の交渉を進める相手は、日本と米国、豪州、ニュージーランドなどの自由主義諸国です。コロナ下で通商交渉もオンラインが増えているそうですが、自由と民主主義を守るために関係者の地道な努力が続いていることを実感しました。