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2019.05.08

東京ワセダロータリークラブで卓話

東京ワセダロータリークラブで卓話の機会をいただきました。
きっかけは、コロンビア大学ビジネススクールの同窓で、グロービス経営大学院などで教鞭をとりオペラ歌手でもある武井涼子さんのご紹介でした。卓話に政治の話は相応しくないため、国政の話ではなく、『今までのキャリア選択と現在の仕事』というテーマで、自分がどのようにキャリアを考え選択してきたことで政治家への道を歩むことになったのか、そして今までのキャリアが現在の活動にどう生きているのか、というお題をいただきました。

 

キャリアというようなカッコいいものでもないのですが、改めて、議員になる前の自分の人生を客観的に分析してみると、なぜこういう展開になったのか、節目節目に分岐点となる決意や覚悟があったことに気づきました。
21歳の時、通産省は女性は5~6年に一人しか採用されないと聞いたけれど、「前例があるのだから可能性はゼロではないはず」と思ったこと。
23歳の時、元々は法学部の出身なのに敢えてMBAにいきたいと思ったのは、「女性は特定の分野のスペシャリストに」という考え方に疑問を持ったからだったこと。
30歳で役所を辞める時、何が本当に日本のためなのか極限まで悩み苦しみ考えぬいたこと。
32歳で再び転職し、全くの異業種なのに私を必要としてくれる職場に出会ったこと。
そして33歳の時、漠然と政治を目指したいと考えていた時、同窓会での何気ない会話から、思いがけず強烈に背中を押されたこと。
いろいろ紆余曲折がありましたが、38歳で新たなスタートを迎えました。

 

不思議なことに、脈絡なく思えていたそれまでの経験が、今の仕事のなかで色々な場面で生きてきて、「あの時の経験は無駄ではなかったんだ」と、辻褄が合ってくるのです。
ここから先はまだ途上です。引き続き様々な経験を重ねて、将来さらに、よい仕事に結びつけていきたいと思います。