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テキサス州シェールガス視察

2014.08.18

自民党の資源・エネルギー戦略調査会で、米国テキサス州にシェールガスの視察に行きました。

東日本大震災後、原発の代わりに天然ガス(LNG)による発電が増え、LNG輸入量は年間3兆円から7兆円へと倍増しました。原発が停止しているために年間3兆円、1日に100億円が日本から流出している、と言われるのはこのためです。LNG輸入の激増で、震災後の2011年に、日本は31年ぶりに貿易赤字国に転落しました。

日本のLNGの輸入元はオーストラリアやカタール、マレーシア、ロシア、ブルネイ等ですが、日本を含めアジア諸国向けのLNG価格は原油価格に連動しているため、アジア・プレミアムといって、アメリカの6倍、ヨーロッパの2倍という高い値段で買わされています。供給源を多角化し、調達コストを下げるために、いま日本企業が注目しているのがアメリカのシェールガスによるLNGです。シェール由来のLNGならば原油価格に連動していないため、価格が2~3割は安くなるのではないかと期待されています。

19時間の旅を経て、最初に向かったのは、メキシコ湾沿いにあるフリーポートというLNG輸出基地の建設予定地です。大阪ガスと中部電力、東芝が天然ガス液化加工契約を結んでおり、液化設備の建設には千代田化工が参画しています。既にアメリカのエネルギー省から輸出許可が下り、環境審査でゴーサインが出るのを待って、早ければ今年の秋にも液化基地の建設に着工できるとのこと。日本にフリーポートからのLNGが届くのは2017年頃になるそうです。