在京の外資系企業経営者、各国大使館員を対象とした勉強会で、『自民党総裁選の展望』と題したパネルディスカッションに参加しました。

国の政治のトップを決める方法は、国によって全く異なります。我が国が議院内閣制をとっていることを前提に、①現在の衆参両院の構成（与野党各党の議席数）、②自民党の総裁選の仕組み、③各候補者の政策とパーソナリティ、④新政権発足後に予想される流れ、等について、海外の方々にも分かりやすく説明するには工夫が必要です。私自身、業界関係者の一人として日頃当たり前になっていたことを、諸外国との比較を念頭に外から見た眼で説明しなおすのは大変勉強になりました。

明々後日には新しい自民党総裁が選出されます。自民党を立て直すことはもちろん、日本の政治を前に進めること、そして、友好国から見ても予測可能性の高い安定した政権運営をしていくこと。新総裁、新内閣には多くの課題が控えています。