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2025.08.22
医薬品の卸売・流通業の方々の勉強会で、講演の機会をいただきました。
テーマは医療費について。捲土重来を期す中堅の厚生労働系の前衆議院議員7人による勉強会での検討内容や、医薬品安定供給の現状などについてご説明しましたが、より深刻な問題として、厚労分野に限らず、自民党が少数与党となった中で、各業界が抱える課題をどのように与野党各党に伝えていくか、について意見交換をさせていただきました。同じような悩みは霞が関の役所の方々からも伺います。
衆参両院で与党が過半数を失った今、国会の法案審議に至るプロセスも変革を迫られています。従来の与党プロセスが最良とは思いませんが、かつての政権交代の際のような混乱は避けなければなりません。議論は白熱し、自民党はどこの野党と組むべきか?など、生々しい話題もありました。政界はいつも一寸先は闇。予測不能な中で一日一日が過ぎていきます。