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2022.10.31

阿寒摩周国立公園視察② 弟子屈町 川湯地区の再生

阿寒摩周国立公園の活性化の要となるのが川湯温泉の再開発です。かつては年間56万人が宿泊した観光名所でしたが、バブル崩壊を境にホテルや旅館の廃業が増え、廃屋施設が観光や開発の妨げになっていました。

弟子屈町では、ふるさと納税などで得た収入で廃屋の所有者から土地建物を取得し、議会の承認を得て廃屋を環境省に寄附し、旅客税を財源とする環境省の事業として解体工事を行う、という仕組みで、これまでに数件の休廃業ホテルの撤去を行っており、既に跡地の事業者公募も始まっているとのこと。弟子屈町の德永哲雄町長のご英断とリーダーシップ、町役場や町議会など関係者の方々のご尽力により、再生に向けた具体的なプランが進行しています。

宿泊街の再開発と並んで進められているのが、街中のいたる所で流れる温泉川の整備です。裸足で歩いて楽しめるように、地元の川湯地区運営協会の方々が清掃や不要な温泉配管の撤去を重ねてこられたとのこと。長靴を履いて温泉川を歩いたところ、脚がほかほかしてきました。

 

 

 

環境省も川湯地区の再生支援に力を入れています。改修された川湯ビジターセンターでは、星空を見ながらくつろげるデッキ、環境省直轄のビジターセンターでは初めての民間事業者によるカフェ、摩周湖観光協会の協力を得たツアーデスクなど、旅行客が滞在を満喫できる環境が整えられています。

 

 

 

夜にはビジターセンターに隣接する森が美しくライトアップされ、森の中の道を散策しながらスマホでQRコードを読み取って、植物の説明を聴いたりAR(拡張現実)で森の動物を楽しむことができます。

 

 

 

夜は忍冬という温泉ホテルに宿泊しました。閉館したホテルを買い取って改装し、昨年春にリニューアル・オープンしたとのこと。さらに改築を進め、窓から温泉川を見渡せるWi-Fi完備のカフェが来月オープンするそうです。リモートで働く『ワーケーション』も決して夢ではありません。

 

 

川湯の街の再生と環境省の施策が結び付いた背景には、環境省の釧路自然環境事務所の方々の地道なご努力があります。ふるさとの街を再生したいという地元の方々の熱い思いに応えるべく、地域の方々と一体となって仕事をしてくださっています。

 

阿寒摩周国立公園視察① アトサヌプリ トレッキングツアー

https://miki-yamada.com/blog/10688.html

 

阿寒摩周国立公園視察③ 摩周湖 釧路湿原野生動物保護センター

https://miki-yamada.com/blog/10708.html